アーキテクチャフレームワーク(AF)

ここでは、EAとして日本でも話題となっているアーキテクチャフレームワークについて説明します。

アーキテクチャフレームワークの種類

世の中には数多くのアーキテクチャフレームワークが存在しています。そのうち、主なものをあげると以下のようなものがあります。

【米国のアーキテクチャフレームワーク】

  • DoD Architecture Framework (DoDAF)
  • C4ISR Architecture Framework (C4ISRAF)
  • Federal Enterprise Architecture Framework (FEAF)
  • Air Force Enterprise Architecture Framework (AF-EAF)
  • Zachman Architecture Framework (ZAF)
  • The Open Group Architecture Framework (TOGAF)
【イギリスのアーキテクチャフレームワーク】
  • MOD Architecture Framework (MODAF)
【日本のアーキテクチャフレームワーク】
  • 経産省Enterprise Architecture
アーキテクチャフレームワーク自体は1987年に当時IBMの研究所にいたZachmanがつくったZachmanのフレームワークが最初となります。その後、その流れを汲んだn Federal Enterprise Architecture Framework (FEAF)がつくられました。これが世界的にも大変大きな影響を与え、このFEAFをもとにして各国が独自のアーキテクチャフレームワークを作るようになりました。
日本版EAと呼ばれている経産省のエンタープライズアーキテクチャは、このFEAFをもとにして作られたものです。 その他のアーキテクチャフレームワークとして、DoDの流れを汲んだC4ISRAF(指揮:Command 統制:Control 通信:Communication コンピュータ:Computing 情報:Information 捜索:Surveillance 偵察:Reconnaissance Architecutre Framework)があり、これをベースに改訂したものがDoDAFです。
C4ISRAFやDoDAFは、巨大国防システム開発のためのアーキテクチャフレームワークとして開発されたものです。

copyright©最新システムエンジニアリング情報館 All Rights Reserverd.