INCOSE(International Council on Systems Engineerng)

ここでは、世界のシステムエンジニアリングをリードしている国際的な組織であるINCOSEの紹介をしています。

INCOSEの組織構成

INCOSEの組織構成
INCOSEは以下のよう組織構成をとっております。

INCOSEの組織構成

Technical Boardの構成

  • Technical Board
    • Technical Committeeと、その下部のWorking Groupから構成
  • Technical Committee
    • Chair、Co-chari、WGのChairから構成
    • SEマネージメント、計測、教育、モデリング、ツールなど
  • Working Group
    このワーキンググループが、メンバーが技術的な活動を行う場となっております。
    • INCOSEメンバーなら誰でも参加可能
    • INCOSEの多くの成果物を生成
    • SEマネージメント下だと、要求管理、リスク管理、管理手法など

CAB(Corporate Advisory Board)
CABとは、個人で入る一般的な会員ではなく会社として入る企業会員です。 CABになると以下のようなメリットがあります。

  • INCOSEの企業会員
  • INCOSEの方針決定への参加
  • INCOSEの成果物を組織として共有可能
現在のCABは合計52社あり、以下のような内訳となっております。
  • “Non-Defense/Aero/Gov:” 11 (22%)
  • “Non-US:” 13 (27%)
もともとINCOSEが米国ではじまり、特に航空・防衛・宇宙産業のような大規模システムを 開発していた会社のメンバーが中心となって始まったという歴史的な背景から、米国の特に航空・防衛・宇宙産業の会社が多いです。
こちらかCAB一覧が見れます。
CAB一覧

CABメンバーの日本企業
まだまだあまり有名ではないINCOSEですが、大規模システムを開発している業界を中心にすでに日本の3社がCABメンバーとなっています。以下がその3社です。CABになった順に書いてあります。

  • 三菱電機株式会社
  • 宇宙航空研究開発機構
  • 有人宇宙システム株式会社

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