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システムエンジニアリング概要

プロセスと手法の関係

ここではプロセスと手法の関係を説明いたします。 まず、プロセスです。物事の流れをプロセスとよびます。このプロセスが活用する、あるいはプロセスをサポートするのが、手法です。ソフトウェア開発において、同じソフトウェア開発プロセスでも、構造化設計手法とオブジェクト設計手法があることは大変よく知られています。このようにプロセスと独立して手法が存在します。しかしながら、プロセスと全く無関係に手法を適用しても効果を発揮できません。このようにプロセスにあわせて手法を選ぶ必要があるのです。
そして、この手法が活用し、手法をサポートするものとしてツールが存在するのです。世の中には、いろいろな設計ツールがあります。自分が選ぶ手法にあわせたツールを利用する必要があるのは当然のことといえます。 本報告書では、システムエンジニアリングのプロセスにあわせて、各種手法の調査結果も報告いたします。