アーキテクチャフレームワーク(AF)
ここでは、EAとして日本でも話題となっているアーキテクチャフレームワークについて説明します。
OV-3:運用情報交換マトリクス
目的
- 情報の流れの特定の特徴に着目して、運用活動、運用ノード、そして運用の流れの関係を表現
- 運用上重要である情報交換の特徴について、情報交換マトリクスにおける属性として追跡する
- 「Who, what, whom, why」を含む交換情報
- OV-2とOV-3は1対1でなく、1対多となってよい
- 例えば以下のような情報を含む
- ニードライン識別子
- 情報交換識別子
- 情報記述(要素名、ID、内容、シナリオ、言語、正確性など)
- 生成者/利用者(運用ノード名/ID、運用活動名/IDなど)
- 処理(処理タイプ、開始イベント、相互運用性のレベル)
- 性能(周期、適切性)
- 情報保証(有用性、機密性、完全性など)
- セキュリティ(レベル、保護など)
DoDAF成果物
オールビュー
オペレーショナルビュー
- OV-1:運用コンセプト
- OV-2:ノード間接続記述
- OV-3:運用情報交換マトリクス
- OV-4:組織関係図
- OV-5:運用活動モデル
- OV-6:動的モデル
- OV-6a:運用ルールモデル
- OV-6b:運用状態遷移
- OV-6c:運用イベントトレース
- OV-7:論理データモデル
システムビュー
- SV-1:システムインタフェース
- SV-2:システム通信記述
- SV-3:システム間マトリクス
- SV-4:システム機能
- SV-5:運用活動−システム機能間トレーサビリティ
- SV-6:システムデータ交換マトリクス
- SV-7:システム性能パラメタマトリクス
- SV-8:システム発展
- SV-9:システム技術予見
- SV-10a:システムルールモデル
- SV-10b:システム状態遷移記述
- SV-10c:システムイベントトレース
- SV-11:物理的概要図
テクニカルビュー